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ジェダイの騎士

2017年11月21日

スターウォーズは大好きな作品の1つ。
その中で、落とせないのがジェダイの騎士。
こいつらが分かりやすいようで、
分かりにくい(笑)
ジェダイの騎士。
その中でもっとも私の心を惹きつけるのは…、
アナキン・スカイウォーカーです。
あまりに人間的だからこそ、
暗黒面に堕ちてしまった彼。
人を愛したり憎んだり、
愛情の深さが激しいところ、
ジェダイの騎士らしくない(笑)
ジェダイの騎士は、
感情で左右されることを極端に嫌います。
なぜなら、
負の感情は暗黒面に堕ちてしまうから。
だからこそ彼らは、
劇中において、
アナキンのお母さんを奴隷から解放しないし、
ルークがソロを助けに行くことも反対します。
では、
暗黒面に堕ちないためにはどうするのか。
ルーカスが作品の中で繰り返しいっているのは、
心を動かされないこと。
ジェダイは徹底的に愛情を否定し、
教えを守り、
使命を果たすことを至上としています。
人間の心は強くなる事はできない、
だから心を持つな、という教えを、です。
ルークがソロを助けに行くときでも、
ヨーダやオビワンは反対します。
友達を見捨てる事ができる強さ。
これがジェダイの教えです。
もちろん、
6作目でルークは教えを破り、
結果として父であるダースベイダー、
アナキン・スカイウォーカーを救います。
ヨーダたち、ジェダイの騎士の教えは間違っていた、
これがルーカスの答え。
これはアメリカというプロテスタントの国で生まれ育った、
ルーカスのカトリック批判のようにみえます。
アメリカ建国神話の寓話としての、
スターウォーズという作品。
そうであるからこそ、
あれだけの大ヒットをとばしたわけです。
さて。
話は逸れますが、
いまのわたしには、
ジェダイの騎士の教えがよくわかります。
深い愛情を持つべきではなかったし、
心を持たない方が楽だ、
という事。
改めてスターウォーズをみて、
日曜の深夜は過ぎましたとさ、
めでたしメデタシ。

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Posted by 森本 at 10:38