北海道の観光・旅行

  

少し前何かの話で、昨今アメリカの若者達の間では
カセットテープで音楽を聞くというスタイルがナウい・・・
もとい、Coolということで流行ってるってのを小耳にしたんだけど・・。

特に、カーオーディオにカセットデッキを搭載、
テープでガンガン鳴らすのがイケていて、
MP3やCDプレイヤーで音楽をかけるのは“ダサい”そうだ。

ここら辺、ストリートピーポー達やクラバーがアナログレコードや
ラジカセをアイテム化して来た流れと似たようなもんかなと。


デジタルデータ化した今の音源、音質も使い勝手も格段に落ちるわけだけど、
アナログレコードが消滅寸前から今の位置に復活した経緯を考えると、
カセット音源特有の音質がかえって楽曲の持つ品質を
忠実に再現し、聴く人の心に届くのかもしれませんなぁ。

というのも、結局楽曲を聴くのは耳で、感じるのは心・・
つまりは、音が届き評価する最終地点はアナログな人間なのだし、
品質の高いデジタル音源とて基本的に空気震動という
アナログ要素を介しているわけですしね。

また、楽曲は演奏する楽器や補正装置等がデジタルであっても、
プレイヤーは基本人間だし、ボーカルものは生身の人間が歌うわけだから、
その意味ではナチュラルなアナログに近い形で全て完結するのが
あるべき姿なのかもしれないな、と。


それと、理論上含め音質そのものはデジタルには敵わないのだけど、
アナログカセットには独自の「音の楽しみ方」があるんですよね。

ノーマルやクローム、メタルといったテープ品質によっての音質の差異というのと、
デッキ側で補正出来るもの。

少し上級機種になると、バイアスやREC EQ等のキャリブレーション補正やフィルタリング、
ドルビーもB,C,S,更にはHXPROなんてもので好みの補正が出来るってのは
音を楽しむもう一段上の、ある種の贅沢であり、至福でもあったんですよね～。

デジタルになってからはそうした「味付け」はほぼ必要なくなり、
あとは圧縮やサンプリングレートをどうするかといったことぐらいで、
イコライジング行為を下手にやるとかえってバランスが悪くなるということも・・

その点では、手を加える必要のない完璧なデジタル音源は、
それはそれで確かに素晴らしいのだけど、逆に言えば
完璧過ぎて、また綺麗過ぎてつまんない。
「美人は3日で飽きる」ってのとどこか似てる！？あせあせ

一方のアナログ音源は、素はそれほど美人じゃなく少々手を焼くけど、
化粧の仕方を変えたりオシャレをするとどんどん美しくなっていく・・みたいなｗ

何より、恋をすると（楽曲に惚れ込み愛着を持っていくと）
どんどんと愛らしく変化していくという“錯覚感”を味わえるのが
アナログ音源特有の魅力でもあると思うわけで。


んで、このカセットに纏わる別な要素。。

＞カセットテープは頭出しできないので、一曲一曲ちゃんと聴く

これ、実のところ音質云々と同じぐらい、いやもっと重要な点なんじゃないかと。
厳密に言えばデッキによって飛ばし再生が出来たり
プログラム再生が出来るのもあるけど、どうだろう、
殆どは基本的に頭からテープエンドまで再生するのじゃないだろうか。

このことで、アルバムならば作り手側としては全曲しっかり聴き通してくれるし、
そのことで作る側の意図や意気込みがより伝わりやすく、
聞く側もより噛み締めて味わうことにも繋がるしね。

レコードも同じで、針を乗せる、片面が終わればひっくり返して
引き続き後半へと突入する・・・
この一連の行為全てが「リスニング」であり、
手間込みで総合的に価値観を判定するので、その分の重みも増す・・
ということだろうと、アナログ時代を通って来た者としても改めて思うのであります。

今のデジタル世代が、手間が掛かり音質も劣るカセット音源を
それでも好むとすれば、無機質なデジタル世界の生活に疲弊し、
彷徨いながらヒューマニックな“体温”を音の世界に求め始めた・・・
ということなのかもしれないなぁ。。


そんなこんなで、自宅にあるカセットデッキ・・・（画像のもの）
あまりにもずっと眠った状態で電源すら入るのか不安になり、
昨日恐る恐るいじってみた。

すると・・・

電源はちゃんと入るぞ！よかったよかった。

ん！？
イジェクトを押してホルダーを開けようとすると、
モーターの鈍い音がして開かない・・！！
プレイも巻き戻し・先送りボタンを押しても「ウィ～ン」とか細く唸ったまま回らない・・・

駄目だこりゃ～～～  

今日の高崎はいい天気になっています。
気温は２４℃とかなり過ごしやすい感じです。
最近、全然雨が降らないのでかなり湿度が低いみたいですね。
同じ群馬の桐生では山火事なんかも起きているみたいで。
まあ、もう少しすれば梅雨にもなるしジメジメする気候になるんでしょうね。

昨日、市の方から「健康づくり受診券」なるものが郵送されてきました。
開封してみると４０歳になると胃がん検診やら肺がん検診など色々な検診が
格安で受診できるみたいですね。
とうとう僕もこういうものをもらう年齢になっちゃったって事ですね。
会社に勤めているお客様などは会社の方から年１回でも人間ドックに行くよう
指示されたりするみたいですが、自営業ですと自発的に行かないといけないので
なかなか健康診断や人間ドックからは疎遠状態になっていました。
僕も自慢できることではないですが、病気にならないと医者には行かないくせに
不摂生な生活ばかり続けていますからね。
多分どこかしらに支障が出ても不思議ではないのですが、今のところなんとか
なっています。
そんな事もあって２０年近く健康診断の類は行ってないです。
せっかく市の方からこういう健康診断のようなものが格安で受診できることですし
行ってみようかと考えています。
先日も僕とそんなに歳も変わらない人が脳梗塞で亡くなったばかりですし
多少は自分の体を労わる年齢になってきているっと事なんでしょうね。
皆さんも体には十分ご自愛ください。

さあ、今日もあと半日。
忙しくなるように頑張るぞぃ。